家計の金融資産増と日本版ISA

うー。目が痒い。鼻がぐずぐず。
花粉なんだろうなぁ…と、何故か素直に花粉症を認めたくない変な気分。
もともと花粉症ではあるんだけど、ここ5、6年ほど花粉症の症状が出てなかったんよねぇ。
こりゃ克服したんだ!!となんの根拠もないにもかかわらず期待してたのに吹っ飛んだという寸法です、はい。

などという、時節ネタはさておき…。

 

今日付けの日経新聞の朝刊に『「貯蓄から投資」足踏み』という記事が。

昨年12月末の時点での家計の保有する金融資産残高が1547兆円と前年比で3.1%増で、暦年ベースでも過去3番目の大きさだけど、要因は円安・株高による評価額の改善に因るもので、家計が「貯蓄から投資」という動きを活発化させてるわけではない、という内容。

株式を運用してる投資家さんには、塩漬けになってた銘柄があったはず。
自民党が政権を奪還し、まだアベノミクスという言葉が駆け出したかくらいの昨年末時点で、そんな塩漬け銘柄の回復で家計の保有金融資産が増加したんだから凄いねー。
加えて、円安に因る外貨建て預金の増加か。日経の同記事内では、こちらの影響の方が大きい様子。
現時点での株高を考慮すれば、投資信託も含めて家計の保有金融資産残高は確実に増えてるよね。

 

と、ここで最近の日本版ISAへの話題が活発なことも見逃せないか。

今回の日経新聞の記事が昨年末時点での数字で、現状の「貯蓄から投資」がどうなってるか分からないけど、個人の投資意欲は間違いなく増している。
だからこそ、銀行や証券会社の日本版ISA口座獲得に向けた準備は相当な熱だろうとも容易に推測できてしまう。

この日本版ISAをテレビのニュースやワイドショーが取り上げ始め、投資への意欲が貯蓄中心の個人にも知られだしたら戦争だろな(・・;)

 

FPとしては、とにかくライフプランとCF表の分析が尚更第一やなぁ。
「貯蓄から投資」への機運を削ぐことなく、それでいて冷静な投資の目をより肥やしていかんとね。

 

 

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