誰だって語りたい

雑記
photo credit: @rodrigocfavero SARAU Manas e Monos via photopin (license)

先日、訪問介護事業所さんの従業員研修の講師をさせていただきました。

障害者の居宅介護を主に担われている事業所さんで、介護職員さんはじめ7名が参加の小規模な研修です。

そんな小規模研修だからこそ、参加者の生きたご意見を聞ける機会でもあるわけです。

 

仕事を通じてどんなことを考えてるのか。

どんなことに遣り甲斐を感じ、どんなことに疑問を持っているのか。

研修で何かを学んでもらうことは大事だけど、自分自身がどう思っているかを自身で気付いてもらえる契機にもしてもらえたら嬉しい限りです。

 

同時に、いろんなご意見を語ってくれる職員さんを窺ってると、語りたいことがたくさんあるんだなぁと。

というのも、この冬アニメの「亜人ちゃんは語りたい」。

デミちゃんたちと高橋先生の日常ハートフルコメディだけど、非常に深い作品ですよね。

マイノリティの感じているだろう心情を、亜人を通して少しも卑屈にならず、とても気持ちよく表現されていて素晴らしいです。

んで、作品中では基本的に語りたいのはデミちゃん中心ですが、11話は同級生たちも語ったりする。

これなんだよな~、って妙に納得させられるわけです。

 

きっと、誰だって語りたいことが必ずある。

だからこそ、語れる機会やきっかけが持てるかどうかはとても意義のあることなんだろうなと。

作品では同級生たちの語り合いからデミちゃんたちとの距離が縮まるわけですが、現実がそうとはいかないことのほうが多いかもしれない。

それでも誰もが語りたいなら、それを実現させていくべきなんだろうなぁ。

 

ま、単純に11話に感動してボロボロ泣かされただけなんですけどね(笑)

そりゃ原作もまとめ買いして一気読みするってもんですよ。

最終話がたまらなく楽しみです。

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