創業・起業の支援をしていてお客様からの“あるある”な質問がいくつかあります。
そのひとつに、創業前の心得ってどの程度必要かというものです。
と同時に、創業にあたっての計画はどのタイミングで立てればいいかということもセットであったりもします。
この原因は、創業に関する書籍等によるなって僕は踏んでます。
書籍じゃなくても、例えば創業時の借入れと言えば日本政策金融公庫ですが、こちらが発行してる「創業の手引き」でも、心得から始まってますよね。
書籍等って、創業本に限らず、チェックシートやワークフローが使用されます。
どういう順番で、その都度何が必要かって感じで進めていく。
とっても分かりやすいし、効率的だなって思います。
んで、ほぼほぼ心得が先にあって、それを踏まえて創業計画に取り掛かりましょって順番です。
でも、最近は副業への関心も高いのもあるのか、頑張らない創業や軽い計画で大丈夫って書籍や情報もある。
実際に創業したい方々はいろんな情報が溢れて大変ですよね。
じゃあ、僕の実務ではどうか。
結論から言えば、心得と計画は同時進行です。
優先順はありません。
計画前に確認する大事なことは、お客様の思いの強さ具合と、家族がどう思っているかでしょうか。
家族が猛反対って場合は別として、思いの強さも確認なだけで創業に進めないわけでもないですしね。
理由は簡単で、心得や事前準備って含めて創業計画だからです。
あと、創業計画って家族の同意を得たり不安を小さくしてもらう手段でもある。
何より、お客様はそれぞれ性格も考え方も背景も違うから、気持ちの持ち方や事前準備も違ってくるのが当たり前。
創業って創業することが目的じゃないですからね。
少しでも長く事業を続けていくことが目的です。
そのための支援をしていかなきゃです。
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