創業の大変と仕事の大変はまるで違う

創業・起業

10日の土曜日は、永平寺町のえい坊館にて、永平寺町商工会様が主催の「永平寺町で創業を目指す人のための創業支援セミナー」を開催。

その第一部として「事業のアイデアを形にするための事業計画作成セミナー」と題して講師をしてきました。

 

昨年は、創業後の方を対象にしたこともありビジネスモデルについて。

今年は創業を目指す方ということで、事業計画で何より大事なターゲットについてお話ししました。

何を売るかより誰に売るか。

ここをはっきりさせないと、説得力のある商品・サービスを提供することはできません。

それでも内容は難しい部分もあったかなぁ。

このへんはもっと分かりやすくやりたいんですが、中途半端に体験してもらっても意味がない。

悩ましいところですね。

 

そして第二部では、永平寺町で創業された経営者を2名お招きしてのパネルディスカッション。

COZY COFFEE の林さんと、ラ・ポスト の近岡さんです。

 

お話しの中で印象的だったのは、創業の大変さはどんなことだったかを尋ねると「大変ではなかった」という共通の答え。

創業したことで、朝は早く起きるとか、経営業務でいろいろやらなければならないとか、そういう”仕事としての大変さ”は確かにある。

でも、創業するにあたっての大変さはない、ということでした。

ご自身のやりたかったことを始めるということは、それだけで人生の中で意味のあることなんだと感じましたよ。

 

というか、自分自身も振り返ればそうだったなぁ。

もちろん不安は小さくなかったけれど、事務所を開設したことが大変ではなかったかも。

…初心は忘れちゃいけませんね。

同時に、これから創業を目指す方々をますます本気で支援していこう。

そうやって気合いを入れ直していただいたような充実した創業セミナーになりました。

 

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