昨日は福井県行政書士会福井支部の研修会・勉強会。
研修会は「開発行為の手続き」が、勉強会は「事業承継の事例と実務」がテーマで、勉強会のほうは僕が講師をさせていただきました。
ブログでも度々触れている事業承継ですが、行政書士が業務の中心となって進んでいるわけでは決してありません。
僕が今回の勉強会でお伝えした事例でも、中心となって担ってはいるものの継続中で業務終了となった案件まで伝えられたわけではありません。
ただ、行政書士としての事業承継支援は一貫しています。
それは、経営の承継です。
事業を引き継いでほしいとする側の、技術も、経営ノウハウも、人脈も、そして事業に対する想いも、そこまで全部を承継してこその事業承継。
事業承継に限らず、行政書士の仕事って単独で完結するものは少ないかもしれません。
他仕業の方にご協力いただく業務がたくさんあります。
それだけに他仕業とのネットワークには強みを持ってるんですよね。
そんなネットワークを活かしながら、事業承継支援の中心となって現経営者や次期経営者の話しをじっくりと聞いて確実な承継につなげていく。
事例を紹介させてもらった僕自身も、そこまで突き詰めた事業承継支援の道半ばにいます。
今回の勉強会で、お一人でも多くの方が事業承継の業務に入っていこうと思ってくれたら嬉しいなぁ。
そして、もっと突き詰めた形の事例をお伝えできるように自分がなっていかないといけないと決意を新たにしたのでした。
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