答えがないから楽しいこと

雑記

昨晩は、越前市の「差別を考える勉強会」に参加でした。

法人設立を含めた創業支援をさせていただいた会社の代表さんからお誘いくださいましたよ。

参加人数も30名近くあり、3つのグループに分かれての意見交換は楽しい時間でした。

 

差別に関する内容はここではさておき、差別ってのは現実的には答えのない問題です。

世の中には、そんな答えのない問題が山ほどありますよね。

答えがないということは、誰しもがそれぞれ違った考えや経験を持ってるということ。

当然、なるほどぉと同意することもあれば、そうなのかなぁと違和感を感じることもある。

そうやって誰かの考えにうなずいたりうなずけなかったり、自分の考えにうなずいてもらったりもらえなかったりを繰り返すわけですね。

そんな時間、空間をふっと俯瞰してみると、楽しんでる自分に気付きます。

 

本来、自分の考えに同意してもらえないのは嬉しくはないですよね。

それが、同意されないことも含めて楽しんでる。

こういうのは答えのないことに皆の目が向いてるからなのかもしれないなと思ったり。

そうやって互いの考えを出し合っていると、そもそも答えを出すことが目的でもないけど、何かしらの大枠の終着点を皆で目指している感覚がして、これは創造的な作業なんじゃないかとハッとしたわけです。

楽しさの原因はそこだったのかな。

 

経営の場では、ブレインストーミングやマインドマップって手法がありますよね。

でも、上手くいかないなんてのが関の山だったりする。(苦笑)

そんな手法とかツールとか度外視して、とりあえず答えのないことで話し合って、そんな行為自体が楽しいんだってことを経験する。

ブレストなんて、きっとそこからでいいんじゃないかと感じました。

 

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