アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)がようやくQE3に踏み切りましたのぉ。
「ようやく」って言い方は変かもしれないけど、QE1とQE2が続けて行われて、その後はまるでQE3の引き伸ばし合戦な観があっただけに「ようやく」とつい口をついて出てしまうわけです。
早速、日経平均株価は好感を示して上昇へ。
これで万事収拾へ向かうわけもないけれど、市場の動向は注目だねー。
今回のQE3の特徴は、住宅ローン担保証券に狙いを定めたってところか。
これで、住宅関連への資金を流し、資産価値を上げさせ、上げさせた分の消費への意欲を刺激させるような感覚を思い描けばいいかもしれんなぁ。
もちろん、労働市場をなんとかしたいって気持ちは持続してんだろうけどね。
失業率が思ったほど改善されんかったのはQE3に踏み込む大きな要因と考えてよさそう。
しかし、アメリカの資金じゃぶじゃぶが困るのは貨幣価値だから注意だよ。
株式市場が好感を示す一方で、対ドルの円相場がどう動くか。
単純に考えたら円高要因なわけで、だとするとまた輸出関連株に影響するって流れでしょ。
対ユーロに関しては102円まで円安が進んだところでの為替相場は気になります。
あぁ、でも今は中国の反日デモの影響もでるかもなぁ。(ブツブツ
結局、QE3に踏み込んだって言っても、長期スパンで見なきゃどうにもならん。
インフラの動向も気になるし、なによりも労働市場が刺激されるかが重要なファクターだもん。
ぶっちゃけ、そうやってアメリカの景気が日本の景気に密接につながってるのは思うとことがないわけじゃない。
けど、そうも言ってられんのよねぇ。
とりあえず、連休明けてからの市場動向には注視してみましょうか。
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