先週の10月27日、永平寺町社会福祉協議会様の主催で市民講座の講師をさせていただきました。
アイキャッチ写真はその様子です。
題目は「地域コミュニティと障害者の関係~相模原市の事件から考える~」。
3か月前に起きた神奈川県相模原市の障害者殺傷事件から、障害者が地域で生活することを考察した内容です。
題材が題材だけに重くなりがちではあるけれど、感情的にならない内容にしましたよ。
ちゃんと自身の気持ちは伝えられたかなと思います。
同時に、講師をするにあたって、いろんなことは調べましたからね。
同じネタで回せばいいセミナーとは違うから、このへんは日常業務の間を縫って時間の確保は大変だったけど、発見もたくさんあって勉強になったなぁ。
障害者の問題なんて幅が広すぎるわけで。
その中でどこに焦点を当てて、どう伝えるかを悩むことは自身のスキルアップにも繋がりました。
講演後、質疑応答の時間では自分から発言してくださる方が多数で素直に嬉しかったですね。
質問より意見のほうが多かったので、それだけ相模原市の事件については皆さん思うところがあったんだなぁ。
そして、そんな思うところを発言したくなる皆さんの琴線に触れることはできたかなと自負しております。
ただ、あまり冗談を言える題材ではないので、最後まで静かな時間になってしまったのは工夫が必要かなとも。
もっと聴衆者の方たちに思考してもらえるような仕掛けはしないとなぁと反省です。
障害者の問題はマイノリティなだけに後回しになりがちではある。
今回も、大きな事件があったからこそのお声掛けだったわけで。
継続的にたくさんの人に考え続けてもらえるような機会がありますように。
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