ここ最近、「事業性評価」って言葉を頻繁に目にします。
行政の広報(ミラサポでも見かけたなぁ)とか、企業の実務系の雑誌とか、経営コンサル系のサイトやメルマガでも見かけました。
そして、かく言う僕も、実はただいま金融機関で融資担当の行員の方々向けに、事業性評価セミナーを絶賛開催中なのであります。
では、そんな事業性評価という言葉は、どういう取り上げられ方をしているのか。
それは圧倒的に融資に絡んで取り上げられています。
金融機関での融資条件を事業性評価も含めて少しでも有利にできないか。
財務諸表では不利だから、事業性評価で企業価値を判断できないか。
経営者保証を事業性評価で外せないか。
といった言葉が使われて、事業性評価と融資がセットで扱われることが多いようです。
当然、間違いではありませんよね。
ただ、本質的に事業性評価が何のためにあるのかを理解してないと、あまり意味をなしません。
金融機関にしろ、コンサルにしろ、事業性評価の結果の融資ではなく、融資のために事業性評価を!と言いだしたら、正直なところ大丈夫かな?って思ってしまいます。
本来は事業性評価って、企業にとってはもっと有用なツールですからね。
そう思うと、事業性評価もこのブログでも取り上げていかないとなぁ。
僕は知的資産経営を実施してる中で、この事業性評価も扱っていて、金融機関さんの問い合わせもでてきてるのが現状です。
文字通り、事業性評価は事業性を評価すること。
それがどういうことか伝えていかないと、経営者さんが無理解のままではいけませもんね。
機会をみて、取り上げていきます。
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